ウェブアクセシビリティとは
インターネットの普及により、高齢者や障害者にとってもウェブサイトは重要な情報源となっています。しかし、情報を提供する側が適切に対応をしなければ、高齢者や障害者がウェブサイトから情報を取得できない、操作ができないという問題が発生します。
「ウェブアクセシビリティ」とは、高齢者や障害者等、ウェブサイトの利用になんらかの制約がある方や、利用に不慣れな人々を含めて、誰もがウェブサイトで提供される情報や機能を支障なく利用できることを意味します。
JIS X 8341-3:2016について
ウェブアクセシビリティに関する日本産業規格である「JIS X 8341-3:2016 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」は、「主に高齢者、障害のある人及び一時的な障害のある人がウェブコンテンツを知覚し、理解し、操作できるようにするために、ウェブコンテンツを企画、設計、制作・開発、検証及び保守・運用するときに配慮すべき事項」の指針として平成16年6月に制定、平成22年8月及び平成28年3月に改正公示されました。
名古屋市障害者差別相談センターのアクセシビリティ方針
対象範囲
名古屋市障害者差別相談センターウェブサイト(https://nagoya-sabetsusoudan.jp/)以下のページとします。
また、当センターウェブサイト内のPDF、Excel、Wordなどの文書ファイルについては、アクセシビリティ確保のための方法や支援技術のサポート状況に関する情報を収集しながら、可能な限りのアクセシビリティ確保を行います。
外部サイトへのリンクに関してはその限りではありません。
目標とする適合レベル
適合レベルAAに準拠します。
今後の対応
今後については、令和6年6月まで継続して適合レベルAA準拠を維持することを目標にしていきます。
上記とは別に、PDFファイルの使用については、身体的な障害や閲覧端末の環境などによりPDFファイルの閲覧に何らかの支障がある方がページの内容を読み取れなくなってしまうことのないよう、配慮していきます。
ウェブアクセシビリティの現在の適合レベルについて
現在の適合レベル
適合レベルAA準拠
- キーボード(例外なし)の達成基準(JIS規格上の関連する達成基準(以下、「達成基準」とします)2.1.3)
- 3回のせん(閃)光の達成基準(達成基準2.3.2)
- 現在位置の達成基準(達成基準2.4.8)
- セクション見出しの達成基準(達成基準2.4.10)
主なウェブアクセシビリティへの配慮について
高齢者や障害者をはじめ、どなたでもウェブサイトをご利用いただけるように、ウェブアクセシビリティに関する各種の配慮をおこなっています。以下、主なものをご紹介いたします。
ウェブサイトの機能について
- 特別なソフトを使用しなくてもご利用の方の視力に合わせて文字を拡大してご覧いただけるよう、文字拡大の機能を提供しております。(JIS規格上の関連する達成基準(以下、「達成基準」とします) 1.4.4)
- マウスをご利用できない方でも情報を取得できるよう、キーボードのみの操作で全てのページを閲覧していただけるよう対応しています。(達成基準2.1.1・2.1.2・2.1.3)
- 音声読み上げ時に共通のヘッダー部分を繰り返し読んでしまうことのないよう、全てのページの冒頭に本文へスキップするリンクを設定しています。(達成基準2.4.1)
コンテンツの作り方について
- 音声読み上げソフトなどのプログラムがページの内容を読み取ることのできるよう、見出しや箇条書きなど、HTMLの文法に沿った記述をおこないます。(達成基準1.3.1・4.1.1)
- 画像を使用する際には、障害や環境などにより画像を見られない方にも内容が伝わるよう、画像の情報を説明するテキストを記述します。(達成基準1.1.1)
- 記号の形や位置の違いに依存した記述(例:○(まる)、×(ばつ)、△(さんかく)の使い分けや、上段下段の使い分けなど)はせず、障害や環境などにより形や位置が把握できない場合でも内容が伝わるよう、テキストで補足するなどの配慮をおこないます。(達成基準1.3.3)
- 色の違いに依存した記述(例:「赤字の部分は」や「地図の緑色の部分は」など)はせず、障害や環境などにより色の違いが分からない場合でも内容が伝わるよう、テキストで補足するなどの配慮をおこないます。(達成基準1.4.1)
- 表の使用は音声読み上げソフトの利用者に支障となりやすいことから、不必要に表を使用せず、箇条書きや文章で記述することを検討します。
検討した結果、表を使用することが適切である場合は、読み上げの順番など、音声読み上げに配慮して作成をおこないます。(達成基準7.1.3.1)
JIS X8341-3:2016 附属書JBに基づく試験結果表示
アクセシビリティの取組確認評価表
アクセシビリティに関するご相談について
名古屋市障害者差別相談センター公式ウェブサイト全体のアクセシビリティに関するご相談は以下の担当でお受けいたします。ご意見やご提案など、お気軽にご連絡ください。
センター運営者
名古屋市障害者差別相談センター
電話 052-856-8181
FAX 052-919-7585
メール inclu@nagoya-sabetsusoudan.jp