名古屋駅タクシー乗り場現地調査について
お知らせ
令和4年10月18日午後、名古屋タクシー協会さんのお声掛けいただき、名古屋駅のタクシー乗り場の現地調査に立ち会わせていただきました。
名古屋駅の西口と東口のタクシー乗り場は、兼ねてからスペースが十分とれないことや一般車両と混雑するため車いすユーザーがUDタクシーに乗ることが困難な状態となっています。また乗降が困難な環境となっていることでドライバーが乗車をお断りする要因にもなっており、名古屋のタクシー業界としての懸案事項でもありました。2026年のアジア競技大会・アジアパラ競技大会が開催されるにあたり、名古屋駅周辺は再開発されることになっており、その際にはタクシー乗り場も車いすユーザーの乗降がしやすいよう整備される予定です。しかし、再開発まではまだ時間がかかるため、その間も今の環境の中でもできることはないかを検討するための調査でした。この調査にはタクシー協会だけでなく名古屋市の所管部局や関連企業、障害当事者の方が参加されタクシーをどのように停めたら乗降が可能となるかなど、一般車両や通行人への影響などを見極めながらの調査となりました。
現状としてできることは少ないかもしれませんが、今回の調査により課題も見えてきたため、今後解決のために事業者どうしでの話し合いを進めていかれることとなりましたので、今後の動向に注目したいと思います。